はんぐりーらいふ in ベトナム

ベトナム生活4年目。8月末で退職予定。韓国で仕事をするため、転職活動中。

転職活動:海外で仕事をすること。

今日考えてみることは、海外で仕事をするという事。

 

ここ2週間ほど、転職のための資料を作りつつ、

やはり自分のポイントは海外で仕事をしてきたことだと思い、

どのように書こうか、悩んできました。

 

・自国で仕事をする事、海外で仕事をする事の違い。

・海外で仕事をする中で何を学んだのか。

発展途上国にて、仕事をするという事。

・海外で仕事をした経験を今後どう活かすか。

 

上記のような事をポイントに書こうかとは思うのですが、思いつかないんです。笑

そう、4年もいたのに。。勿論、仕事を適当にしてきたわけではありません。笑

そして、参考に同じように海外で仕事をしている若者たちのインタビューを見てみました。(私も多分、まだ若者です。)

 

【インタビューのまとめ】

・海外では新人でも大きな仕事を任せてくれる。

・経験なくても、自分でやっていかないといけない。

・自分のアイディアが採用されやすい、やりたいことができす。

・その国のスタッフへ尊敬の気持ちを持つ。

・仕事をしていく中で、学びが多い

 

いいインタビューだなーっと、思いながら色々読んでいました。

このインタビュー記事をきっかけに、再度自分のベトナム生活を振り返ってみます。

振り返り、自分の経験もまとめながら、自己紹介書に書く内容をまとめてみよう。

 

・海外では新人でも大きな仕事を任せてくれる。

→6か月過ぎたころには、とてつもなく大きな案件を担当しています。これは本当に海外で働く事で、一番のメリットではないかと思っています。私の場合は、1年経過したころには、大きなショッピングモールのオープニングセレモニーやイベントを担当していました。

ただ、あの時は本当に荷が重かったし、社長に私がやってもいいのか、重要な会議は必ず同席してほしいなど、少しでもこの荷を一人で背負わないようにとも思っていました。笑 途中から、1人でやらなきゃ、やり切りたいと気持ちが変わっていくんですが、それくらい大きな荷ではありました。

仕事の重みよりもなによりも、クライアントから目が怖かったんですよね。こんな大学卒業したばかりの子に任せて・・・と、いうような目で見られると思ったので。

★大きな仕事をしながら、私よりも大きな大人(経験値です。)たちに囲まれて仕事をするときに、意識していたことがあります。大人の方がたの話は聞く、とにかく聞く、そして質問する。そして、そのクライアントが興味を持ちそうなベトナムの話題を話す。

ベトナムに10年とか住んでる人にはかないませんが、周りはほとんど1年目~2年目の人が多いのです。日本では大きな大人でも、ベトナムでの経験はそれほど多くありません。そのポイントが自分を信頼していただけるポイントと思っていました。だから、とにかくベトナムのネタを手に入れようとしてました。ベトナムに10年くらいいる社長の話、どこからか聞いた新しくベトナムに進出してくるという企業情報、ベトナム人の傾向、ベトナムのスーパー事情、ホテル事情。美味しいお店まで、広く浅くでも幅広い知識を持つよう心がけてました。ですが、元々ベトナムにそこまで興味がないので、人から聞いた話、仕事で感じた経験、見かけたもので不思議に思った事をベトナム人に聞く程度ですが、それの方が生の情報が得られます。ベトナムを良いようにも悪いようにも語れる人間になるよう、気を付けていました。

これは本当に有効でした。みんな、私がベトナムの事をよく知ってるんだという事で、仕事の面でも信頼を持ってくれるようになりました。もちろんこれが全てではありませんが、ポイントはつかめたと思います。

 

・経験なくても、自分でやっていかないといけない。

→本当にそうです。とにかく、自分で考えてやっていかないといけないので、毎日悩んでいました。日本でも毎日悩むと思いますが、ベトナムで仕事をすると、日本では当たり前の部分をどうやってやらないといけないか、悩むことが多いのです。起こるミスがですね、本当に予想ができない事ばかり起こるんです。思わず、「そこかーーーー」って突っ込みたくなるようなミスばかり起こるんです。いつも謎解きみたいに仕事をしています。どんなミスが起こるのかを想定すること、そういうところに敏感になったことが、一番海外で働いていて、身についた技かもしれません。笑 これ使えるのかな。笑

・自分のアイディアが採用されやすい、やりたいことが通りやすい。

→これもまたそうです。私も自分が提案した事が色々採用されて、これは楽しかったですね。そして、それがベトナムではやったことない事だったりする訳ですよ。まだベトナム初!という言葉が使える事、色々あると思います。私は、ベトナムでお化け屋敷もやってみました。成績的には失敗に終わったのですが笑でも、いい経験になりました。韓国のドラマで見たLEDのバラをディスプレイすることもやってみました。これは結構綺麗だったな。光がついたとき、すごく嬉しかったのを覚えています。

・その国のスタッフへ尊敬の気持ちを持つ。

→ここが正直一番難しい部分でした。特にベトナム社会主義であり、人の性格・文化も含めて、あまり受け入れることができない部分が多かったように感じています。そのせいか、私はあまりベトナム人の友達がいません。笑 私の会社のスタッフくらいです。笑 ですが仕事をする上では、この国の文化・人が一番大切ですので、理解をし仕事はしてきたつもりです。

★私が考えるその国のスタッフと一緒に仕事をするポイントは文化を強制しないことですね。東南アジアで働く日本人に多い考えですが、日本の考え、文化が良い!という考え一つで教え込むという事があります。これは私は全く意味がないと思っていて、どれだけ正しいことであっても、文化の違いで理解できない事があります。だから、伝える事、伝えないこと、強いること、強いないこと、ここの判断が一番難しかったです。どうしてもクライアントは日本企業なので、日本のクオリティを求めるので。なので、逆にクライアントにベトナムの文化、考え方を教えて、納得してもらうという事もしないといけません。こういう意味では、私も文化の尊重ということを大事にしていたのかなと思います。

 

・仕事をしていく中で、学びが多い

→学びはとにかく多いですが、それは日本にいても、海外にいても、学ぶ姿勢次第です。なにも考えず、意識もしなければ、ただ過ぎていくことだって多いです。海外で仕事をすることは、基本日本と大きな違いはありません。場所が違うだけで、やることは一緒です。ただ仕事をするだけです。私は、30代後半から50代くらいの駐在されている方に会うと、ビジネスインタビューみたいに質問しまくっていました笑 それはただ興味があるし、そういう方と仕事をすることがとても嬉しかったからです。海外にいても、日本にいても、姿勢次第で学ぶ事は変わります。

★自分の興味ある企業にいる人とは積極的にお話しを聞く!飲み会よりも、数少ないですが、セミナーに行き、同じものに興味ある人と出会う事!これが生の学びを増やす一つかもしれません。

 

色々書いたけど、具体例ないし、なんか私が勝手にインタビューを受けている気持ちになっていた。。 まだ、自己紹介書への道は長そうだ。。海外で就職しようとしている人の経験になれば、嬉しいです。これから、自己紹介書とにらみ合いっこを続けようと思います。。。

 

あるむ